単位
1単位(必修)
開講
第2学年 後期 15 時間
担当教員
☆田中みか子 教授
☆江川広子 教授
☆は実務経験のある教員
授業の方法
講義 | ○ |
---|---|
演習 | |
実習 |
アクティブ・ラーニング
PBL | |
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反転授業 | |
ディスカッション、ディベート | ○ |
グループワーク | ○ |
プレゼンテーション | |
実習、フィールドワーク |
ディプロマポリシー | 関連性 |
---|---|
1.チーム医療・福祉の場で活躍できる専門能力と倫理観 | ◎ |
2.高度な臨床歯科技工技術を実践できる科学的思考力・判断力 | ○ |
3.口腔保健技工学の発展に寄与できる創意工夫能力・問題解決能力 | ○ |
授業科目概要
超高齢社会における高齢者や要介護者の口腔内状況と寝たきりの原因について学ぶ。
また、要介護者に対する歯科補綴装置の工夫について考えてみる。
超高齢社会に進み、医療需要が増大し、多様化してきていることを踏まえて健康で文化的生活を営むための社会的支援について理解し、わが国の保健・医療・福祉の動向や社会保障制度、高齢者・障害者に対する福祉について概要を修得する。
本講義は、本学附属歯科診療所における歯科治療の実務経験(田中)および訪問歯科治療における口腔管理の実務経験(江川)に基づいて行う。
学習目標(一般目標)
超高齢社会のなかで歯科診療を行う上で、医療・福祉・介護職との協働してくのに必要な医学的基礎知識と、有病者の歯科治療における基本的な注意事項が理解できる。
学習目標(到達目標)
①歯科技工士として、有病者に対する歯科治療上必要な注意事項を理解する
②社会保障制度・社会福祉制度の仕組みを理解する
③社会福祉法のなかで、生活保護・児童・障害者・高齢者などの福祉サービスの進め方を理解する
成績評価方法
以下のものによる総合判定とする
① レポート 80% 得点率60%以上で合格とする。
内容が的確でない場合に再提出とすることがある。
② 受講態度 20% 受講中に私語や居眠りをしている場合に減点する。
成績評価基準
レポート:内容の的確さ、よみやすさ、下調べの正確さ
受講態度:私語、居眠り等の場合減点する。
試験・課題のフィードバック
レポートはコメントをつけて返却する。
学修成果 (評価の目安)
・保健・医療・福祉の協働する中で、最小限の医学・福祉の基礎知識を身につける
・歯科技工士として、超高齢社会の中で何ができるかを考える習慣を身につける。
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 40 | 10 | 50 | ||
2 | 20 | 5 | 25 | ||
3 | 20 | 5 | 25 | ||
4 | |||||
5 | |||||
6 | |||||
合計 | 80 | 20 | 100 |
指定教科書
教科書にない部分は補完のためにプリントを配布する
歯科衛生士のための衛生行政・社会福祉・社会保険第9版(医歯薬出版)
参考図書等
教科書にない治療内容、歯科技工士として必要な知識は、図書館等で調べること。
留意事項
病院歯科や歯科医院などに就職したとき、また、患者の年齢や性別・疾患などもイメージして歯科技工制作物を作れることは、より、患者の満足度の向上につながります。