授業計画
- 1
- 金属床義歯とは？
- 1．レジン床義歯と金属床義歯の違いについて説明します。
2．プログラムの構成について説明します。 - 【予習：0.5時間】
教科書「有床義歯技工学」の金属床義歯の頁を熟読してください。 - 【復習：0.5時間】
講義および実習の内容を毎回記録してください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 2～3
- 金属床義歯の設計
- 1．用意した部分床義歯の模型を使って設計のデモをします。
2．支台装置、連結子などの力学的構造原則について理解する。
3．ブロックアウト、リリーフの説明をします。
4．説明とデモの内容を実習します。 - 【予習：0.5時間】
授業内容に関する教科書の頁を熟読してください。 - 【復習：1時間】
説明と実習内容を記録ノートに整理してください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 4
- 複印象採得
- 1．耐火模型製作の説明とデモ
2．シリコーン印象材で複印象
3．耐火模型材の注入
4．耐火模型の乾燥 - 【予習：0.5時間】
金属床製作用の複印象方法を予習してください。 - 【復習：1時間】
1．複印象採得時の注意点
2．耐火模型材の注入時の注意点
以上を記録ノートに書いて振り返りをやってください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 5～10
- 金属床のワックスアップの実際
- 1．機械的強度、装着感を満たす金属床のデザインの説明
2．ワックスアップの説明とデモ
3．ワックスアップの実習 - 【予習：0.5時間】
クラスプ、バーの形態について予習してください。
・クラスプの種類
・鉤腕形態（寸法）
・バーの断面形態 - 【復習：1時間】
1．金属床の基本形態
2．ワックスアップ時の注意点
以上を記録ノートに書いて振り返りをやってください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 11～12
- ワックスアップの完成・スプルーイング・外埋没
- 1．ワックスアップを完成します。
2．スプルーイングの説明とデモをします。
・鋳造性の優れたスプルーイングについて
・埋没時の注意点
3．スプルーイングと外埋没の実習 - 【予習：0.5時間】
スプルーイングについて調べておいてください。 - 【復習：1時間】
1．スプルーイング時の注意点
2．外埋没時の注意点
以上を記録ノートに書いて振り返りをやってください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 13
- ファーネスの昇温スケジュールについて、鋳造リングの焼却
- 金属床用のリン酸塩系埋没材の昇温スケジュールを説明します。
- 【予習：0.5時間】
リン酸塩系埋没材の特性について予習をしてください。 - 【復習：1時間】
1．リン酸塩系埋没材の特性や取扱の注意点
2．ファーネスの取り扱い方法の注意点
以上を記録ノートに書いて振り返りをやってください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 14
- コバルトクロム合金の鋳造
- 1．ヒーター式真空加圧鋳造機の使用方法について説明します。
2．鋳造のデモをします。
3．鋳造までの実習をします。
※使用する鋳造機の取扱をマスターします。 - 【予習：0.5時間】
鋳造機の取扱について説明書をよく読んできてください。
（説明書はmoodleにアップします） - 【復習：1時間】
1．コバルトクロム合金の理工学的特性
2．鋳造機の取扱時の注意点
以上を記録ノートに書いて振り返りをやってください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 15
- 鋳造体の掘り出し
- 1．鋳造体を埋没材から掘り出します。
2．サンドブラスト処理後、電解研磨をします。
以上の説明とデモを行った後で実習をします。 - 【予習：0.5時間】
電解研磨の仕組みを予習してください。 - 【復習：1時間】
1．電解研磨の化学的仕組み
2．電解研磨時の注意点
以上を記録ノートに書いて振り返りをやってください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 16
- 形態修正・中研磨
- 研磨の手順とポイントの説明とデモをしてから実習をします。
- 【予習：0.5時間】
形態修正をする前に支台装置やバーなどの最終形態を確認ししっかりとしたイメージで臨んでください。 - 【復習：1時間】
1．形態修正の手順
2．形態付与の注意点
以上を記録ノートに書いて振り返りをやってください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 17
- 仕上げ研磨・完成
- 1．金属床のメタルフレーム完成と適合のチェックします。
2．全員の作品を相互でチェックし合いディスカッションします。 - 【予習：0.5時間】
研磨工程の予習をします。 - 【復習：1時間】
1．仕上げ研磨の手順
2．母模型との適合チェックポイント
以上を記録ノートに書いて振り返りをやってください。
最終的に実習レポートを提出するため毎回の蓄積が必要です。 - 竹部
- 18
- まとめ
- ディスカッション
・講師から各作品について講評を行う。
・学生間で作品を観察する。
・本講義を通して学んだことを相互交換する。 - 【予習：0.5時間】
ディスカッションに向けて自分の実習を振り返り感想をまとめる。
・新たに学んだこと
・失敗したこと
・難しかったこと - 飛田、竹部
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