単位
1単位(必修)
開講
第3学年 前期 15 時間
第3学年 後期 15 時間
担当教員
☆平澤明美 非常勤講師
☆は実務経験のある教員
授業の方法
講義 | ○ |
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演習 | ○ |
実習 |
アクティブ・ラーニング
PBL | |
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反転授業 | |
ディスカッション、ディベート | |
グループワーク | |
プレゼンテーション | |
実習、フィールドワーク |
ディプロマポリシー | 関連性 |
---|---|
1.医療人としての思いやりの心と倫理観 | |
2.進んでチーム医療・福祉に貢献できるコミュニケーション能力 | |
3.歯科衛生士として必要な歯科保健・医療・福祉の知識 | ◎ |
4.臨床等の現場で必要な歯科保健・医療・福祉の技術 | ◎ |
5.自ら問題解決できる探求心・向上心 | |
6.人々の健康長寿を目指した口腔保健管理の実践 |
授業科目概要
社会保障制度における医療保険の仕組みを学び、歯科治療における保険請求事務知識を修得する。
附属歯科診療所における勤務経験を通して、実践的な歯科医療事務について講義・実習をする。
学習目標(一般目標)
医療保険の仕組みを学び、歯科衛生士として必要な保険請求事務の知識と技術を身につけ、レセプトオンライン化に伴うパソコン入力の仕組みを理解する。
学習目標(到達目標)
【社会保険の仕組み】
1.社会保障における医療保険制度を学ぶ。
2.医療保険制度における保険種別を理解する。
3.診療報酬請求事務の流れを理解する。
【保険医療の実務】
1.カルテの略記号を学ぶ。
2.カルテとレセプトの略記号の違いを学ぶ。
3.歯科診療報酬の請求:診療報酬明細書の一般的注意事項を学ぶ。
4.歯科診療報酬の請求:「保険者番号」「氏名」などの記載ルールを理解し、記入できる。
5.歯科診療報酬の請求:「傷病名部位」の記載ルールを理解し、記入できる。
6.歯科診療報酬の請求:「初再診」以下欄の記載ルールを理解し、記入できる。
7.歯科診療報酬の請求:診療報酬請求書の記載ルールを理解し、記入できる。
8.訪問診療における医療保険と介護保険の違いを学ぶ。
9.レセプトオンライン化のシステムがわかる。
成績評価方法
以下のものにより総合評価する。
1.定期試験 90%
2.小テスト 10%
成績評価基準
1.定期試験
一般問題は、選択問題と保険点数の穴埋め問題で出題する。70%
レセプト作成問題で出題する。30%
2.小テスト
病名・処置名の略記号
総合評価で60点以上を合格とし、60点に満たない場合には、再試験を行う。
試験・課題のフィードバック
筆記試験
問題用紙は回収しない
答案用紙は採点後返却する
解答は教室に掲示する
学修成果 (評価の目安)
◎理想的な到達レベル(秀・優レベル)
① 一般の歯科診療の診療録に応じた、保険点数が算定出来る
② 一般の歯科診療の診療録に応じた診療報酬明細書が漏れなく記入できる
◎標準的な到達レベル(良・可レベル)
① 筆記試験に合格する
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
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1 | |||||
2 | |||||
3 | 60 | 60 | |||
4 | 40 | 40 | |||
5 | |||||
6 | |||||
合計 | 100 | 100 |
指定教科書
歯科保険請求マニュアル(医歯薬出版)
参考図書等
歯科衛生士のための衛生行政・社会福祉・社会保険(医歯薬出版)
留意事項
歯科保健請求事務は、臨床の場では重要な業務です。歯科臨床実習で学んだ内容を生かして学習します。