国家試験科目
単位
2単位(必修)
開講
第1学年 前期 30 時間
担当教員
☆飛田滋 教授
☆五十嵐雅子 講師
☆は実務経験のある教員
授業の方法
講義 | ○ |
---|---|
演習 | |
実習 |
アクティブ・ラーニング
PBL | |
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反転授業 | |
ディスカッション、ディベート | ○ |
グループワーク | |
プレゼンテーション | |
実習、フィールドワーク |
ディプロマポリシー | 関連性 |
---|---|
1.医療人としての思いやりの心と倫理観 | ○ |
2.チーム医療で活躍できるコミュニケーション能力 | |
3.歯科技工士としての総合的な知識と技能 | ◎ |
4.自ら課題を発見して、解決に向けて創意工夫を実践できる歯科技工技能 |
授業科目概要
・歯冠修復における歯科技工の目的、種類、構造、材料、製作手順を顎口腔系の生理学的および形態学的理論と関連づけて講義する。
・歯冠修復治療の流れを講義する。
本講義は、歯科治療における歯科臨床技工の実務経験(飛田、五十嵐)に基づいて行う。
学習目標(一般目標)
・歯冠修復に関する歯科補綴治療の流れを理解する。
・歯冠修復装置の種類、目的、製作方法を理解する。
学習目標(到達目標)
歯冠修復技工学の意義、目的を説明できる。
歯冠修復装置と歯周組織、咬合、審美性の関係を説明できる。
歯冠修復装置の種類、目的、適応を説明できる。
各種の歯冠修復装置の特徴および構成と各部の名称を説明できる。
各種の歯冠修復装置に適応した支台歯形態を説明できる。
各種の歯冠修復装置の製作方法、材料、手順、技術を説明できる。
成績評価方法
1.中間試験、定期試験(80%)
2.レポート(10%)
3. 小テスト(10%)
成績評価基準
1)試験
①講義中に示すキーワードに基づく模範答案を基準として評価する。
②中間試験と定期試験合計の平均点が60点以上を合格とし、60点未満
の場合は再試験を行う。
2)レポート
①毎回の講義の内容を正確にまとめてある。
②重要ポイントを図解で示してある。
③見やすいように工夫して記載している。
④疑問点を見付けて自ら調べた結果を記載している。
3)小テスト
各講義の終わりに実施する小テストの解答の状況を評価する。
試験・課題のフィードバック
1)試験
①問題用紙は返却します。
②答案用紙はコピーを返却します。
③必要に応じて再試験のための補講を設けます。
2)レポート
①添削後に返却します。
②レポートの書き方を指導します。
学修成果 (評価の目安)
秀、優:①クラウン・ブリッジと歯および歯周組織との関係を説明できる
②クラウン、ブリッジの治療の流れを説明できる
③クラウン、ブリッジの製作法を説明できる
④鑞着方法を説明できる
⑤前装金属冠の種類の違いを説明できる
⑥CAD/CAMシステムを説明できる
良、可:①クラウン、ブリッジの治療の流れがわかる
②クラウン、ブリッジの製作法がわかる
③鑞着方法がわかる
④前装鋳造冠の種類の違いがわかる
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 20 | 10 | 30 | ||
2 | |||||
3 | 60 | 10 | 70 | ||
4 | |||||
5 | |||||
6 | |||||
合計 | 80 | 10 | 10 | 100 |
指定教科書
歯冠修復技工学(医歯薬出版)
参考図書等
クラウンブリッジのファンダメンタル・テクニック 河野正司著(クインテッセンス出版)
歯科技工士教本 歯科技工学概論
最新保存修復 和久井貞雄著(医歯薬出版)
クラウンブリッジ補綴学第4版(医歯薬出版)
留意事項
国家試験科目(学説試験、実地試験)なので、必ず復習をすること。